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青い空

『SDGsの一環として』

 ここ何年かでよく耳にするSDGs。「Sustainable Development Goals」という英語の略で、世界が2030年までに達成を目指す持続可能な開発目標のことです。2015年9月の国連サミットで決まり、全部で17個目標があります。その目標は、社会、経済、環境の幅広い分野にまたがり、さらにくわしい169の「ターゲット」に分かれています。

 その中の一つで、ニュース等で耳にしたことがある人は多いと思いますが、「食品ロス」の問題を採り上げてみました。消費期限が近くなった食品は店頭に並べることができず、今までは廃棄していたそうです。もちろんその廃棄にも料金が発生します。それならば、必要な人に配布しようという動きが行われるようになりました。「フードパントリー活動」は、その一環にあたります。

 私の個人的なつながりから、若松区ひびきので活動している「あそびとまなび研究所」と縁があり、その研究所に寄せられた食品を、今回生徒に配布しました。受け取って口にするだけで、食品ロス削減に貢献できるSDGs活動です。今後、スーパーやコンビニエンスストアで食品を買うときも、消費期限の長いものを選んで買うことなどせずに、前から取るなど、一人ひとりのちょっとした行動が、食品ロスを減らす行動につながります。今後も機会があれば生徒に話しつつ、そういうちょっとした気持ちでも貢献につながるという意識を持ち続けていってほしいと思います。

 3月8日に公立高校一般入試が行われました。社会の問題で、SDGsに関する題材も取り上げられました。こんな風に時事問題が、出ることもあるので、今後、アンテナを広げ、更に意識してほしいと思います。


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